2018年10月6日(土)
「心一つに勇気と情熱で」
玉城知事 県庁職員に訓示
沖縄
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4日に就任した玉城デニー沖縄県知事は5日、県庁で職員への訓示を行い、「健康に十分留意され、各部局長を中心に心を一つにして、いかなる困難にも勇気と情熱を持って対処し、県民全体の奉仕者として職責を全うし、幅広い視点で県民の期待に応えるよう、お願いします」と呼びかけました。
4日の予定が台風襲来の影響で延期された訓示で、デニー知事は「全ての県民が安心して暮らせるよう、沖縄らしい優しい社会を構築し、誰一人取り残すことなく、全ての人の尊厳を守り、自立と共生と多様性の沖縄をつくる」と訴えました。
デニー知事は、自立型経済の確立や優しい社会の構築には、平和で安心・安全に暮らせる社会の実現が求められると強調。「政府に対し、対話によって解決策を導く民主主義の姿勢を求め、普天間飛行場(基地)の一日も早い閉鎖と返還、辺野古新基地建設の阻止に向けて全力で取り組んでまいります」と改めて表明しました。
「知事室のドアは、いつも開いています。どうぞいつでも気楽に話しに来てください。私は職員の先頭に立って県政運営に全身全霊で取り組んでまいります。職員の皆さまのご支援、ご協力をお願いします」と述べて、訓示を終えました。