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2018年9月28日(金)

デニー候補に期待

自営業・デザイナー 親富祖愛さん

人権を尊重の沖縄に

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 私もデニーさんと同様に沖縄に米兵として駐留していた父親と沖縄生まれ・育ちの母親がいます。沖縄県知事候補のデニーさんは私にとって、初めてアフリカ系米大統領になったオバマ前大統領や、沖縄にルーツを持つハワイのイゲ州知事をほうふつさせます。

 デニーさんを応援する理由は、私のような生まれのルーツを持って沖縄に住んでいる人たちが、「基地に反対すれば、親や米国、自分を全否定することになるのではないか」とモヤモヤと悩まずに基地に反対するなど、自分の思うことを貫ける、自己肯定感を持てる沖縄をつくれる希望が持てるからです。

 私は米兵個人を悪くは思っていません。沖縄に基地を押し付け続け、米軍機や人殺しの訓練を受けた兵士によって事件・事故が発生するといった構造やシステムに反対します。

 現在も、「アメリカー!」と差別的に呼ばれることがあります。また、私の場合はコーカソイド、ネグロイド、ネイティブアメリカン、モンゴロイドのルーツを持つので「ハーフ」や「ダブル」との言葉で分類されることに疑問を持っています。

 デニーさんが知事になることで、生まれのルーツなど、お互いの違いを気にせずに生きられる社会、本当の人権の尊重を学び、勝ち取れる沖縄に向かってほしいです。

 今の安倍政権下での差別を増長する動きや風潮には不安を覚えます。安倍政権が全面支援する相手候補が知事になれば、自分たちの人権はもっと危うくなるのではないかと心配しています。

 自分たちの生活が脅かされている基地問題、名護市辺野古の新基地建設について、沖縄の県知事候補ならば語って当然のはずなのに、積極的に語らない相手候補は、知事にふさわしくないと思います。

 相手候補は政府の操り人形のようで、どうしても希望が持てません。デニーさんには沖縄の全ての人たちの「お父さん」のような存在として、日米両政府に対等にモノを言ってほしいです。


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