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2018年9月21日(金)

改憲、増税許さず、安倍政権打倒を

志位委員長が会見

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(写真)記者会見する志位和夫委員長=20日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は20日、国会内で記者会見し、自民党総裁選で安倍晋三首相が選出されたことについて次のように述べました。

 安倍首相は自民党総裁としては3年の任期を得たが、国民の中では、この間の国政私物化、民意を無視した数々の暴走政治に対する批判と怒りが深く広がっている。

 私たちは、市民と野党の共闘を「本気の共闘」に発展させ、安倍政権を倒し、日本にまともな民主政治を取り戻すために全力をあげる決意を新たにしている。

 とくに、安倍首相が総裁選中に述べた(1)憲法9条改定を何としてもやる(2)来年10月に消費税10%を強行する―という二つの宣言は絶対に許さないたたかいを大いに発展させていきたい。

大激戦の沖縄で必ず勝利を

 また、「安倍官邸対『オール沖縄』」の大激戦となっている沖縄県知事選挙で、翁長雄志知事の遺志を引き継ぎ、玉城デニー候補の勝利を必ず勝ち取り、基地のない平和で豊かな沖縄を築き、安倍政権への厳しい痛打を与える審判を下していく決意だ。

志位委員長 記者会見での質疑応答

 ――全国の党員・党友票では石破茂元幹事長が約45%を獲得したことをどう受け止めているか。

 志位 安倍政権に対する国民の批判のあらわれだと思う。一般の党員・党友のみなさんは国民の気持ちとより近いところにあり、国民の中での批判がそういう形であらわれたのではないか。

 ――その一方で、国会議員の8割強が安倍氏に投票したことをどうとらえるか。

 志位 自民党の国会議員が国民の意識と相当離れたところにあるということを示しているのではないか。

 ――安倍氏の当選で改憲議論が前進すると考えるか。

 志位 国民の多くは9条の改憲を望んでおらず、まして性急な形でこれを進めることには圧倒的多数が反対している。先の通常国会でも、自民党は憲法審査会を事実上開くことができなかった。安倍首相の改憲への執念はいささかも軽く見ていないが、これは簡単に進まないし、進めさせてはならない。(安倍9条改憲反対の)3000万人署名にいま取り組んでいるが、こういう運動がいよいよ大事になってくる。

総理の資質なし 露呈した自民総裁選

 ――自民党総裁選での議論を全体としてどうみているか。

 志位 他党の党首選挙自体にいちいちコメントしないが、総裁選で示した安倍首相の態度は実に見苦しく、総理としての資質が根本からないことが露呈した。

 森友・加計問題についてのメディア側の質問にまともに答えず、興奮して同じことを長々繰り返した。はては「(昨年の)総選挙で審判を受けた」などと語った。文書の改ざん・廃棄・隠ぺい、虚偽答弁はすべて総選挙後に出てきた問題だ。「総選挙で審判を受けた」などというのは、時空を飛び越えたウソというほかない。

 斎藤健農林水産相に“(石破氏を応援するなら)辞表を書いてからやれ”というどう喝が加えられた問題について、安倍氏が「(誰がそう言ったのか)名前を言ってもらいたい」と言い放ったのは、どう喝に輪をかけるどう喝だ。

 3年の任期を自民党総裁としては得たかもしれないが、国民がそれを許したわけでは決してない。国民の力で安倍政権を倒す、とくに来年の参院選で、市民と野党の共闘の力で安倍政権に引導を渡すという決意でたたかいたい。


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