2018年9月18日(火)
ホームドア設置 まだ半分
視覚障害者「場所勘違い、転落も」
JR桜木町駅 畑野氏ら調査
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日本共産党の畑野君枝衆院議員は17日、神奈川視覚障害者の生活と権利を守る会の人たちとともにJR桜木町駅(横浜市中区)を訪れ、同駅に設置されたホームドアの稼働状況について調査しました。
調査には、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補、木佐木忠晶、大山奈々子の両県議、古谷靖彦、北谷まり、みわ智恵美の3市議が同行しました。
同駅は、京浜東北線・根岸線と横浜線が乗り入れ、1番線(下り)と2番線(降車専用)、3番線(上り)と4番線(同)の組み合わせで、二つの島型ホームがあります。JR東日本横浜支社の資料によると、ホームドアは8月10日に稼働開始しました。
調査で参加者は、「ホームドアの点字は進行方向が矢印で記してあり、分かりやすい」と評価しつつも、2、3番線が未設置であることを問題視。調査中も、2、3番線には同駅終着・始発の横浜線が頻繁に出入りしており「観光地や横浜市社会福祉センターもあるため、視覚障害者もよく利用する。2、3番線にもホームドアがあると勘違いして転落するのでは」との危険性を指摘しました。
視覚障害者の女性(68)=西区=は「最寄り駅の大きな成果ですが、私たちは命がけでホームを歩いている。一日も早く、2、3番線にもホームドアをつけてほしい」と話しました。