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2018年9月8日(土)

沖縄に基地つくらせない

総がかり実行委アピール 725人が賛同

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(写真)記者会見する総がかり実行委員会の各氏=7日、衆院第2議員会館

 戦争させない・9条壊すな!総がかり実行委員会は7日、衆院第2議員会館で沖縄県知事選を迎えるにあたっての共同アピール「私たちも辺野古新基地建設に反対します」を発表しました。48人が呼びかけ人になり、現在までに725人が賛同しています。

 会見では、高田健、小田川義和の両共同代表、立教大学の西谷修教授をはじめ、作家、弁護士、ジャーナリストら14人が発言。「本土においては、安倍政権に辞めてもらわないといけないが、沖縄では、翁長雄志沖縄県知事の遺志を継ぐ候補に勝ってもらわないと困る」「安倍政権は中国、朝鮮脅威論を強調しているが、現状は違う。アジア情勢を考えれば沖縄の基地強化はいらない。安全保障を考えるならば、災害対策や食料にこそ予算をつけるべきだ」など口ぐちに語りました。

 発表されたアピールでは、翁長沖縄県知事の急逝にふれ、「辺野古に基地は作らせない」を旗印に、基地に頼らず基地に縛られない、沖縄の自立的振興を目指した「オール沖縄」として、圧倒的支持を得て当選したことを紹介。これに対し安倍政権は県民の民意を無視し、米軍・辺野古新基地建設など軍事基地化を進めていることを批判しています。

 米朝会談が実現し、東アジアの平和へ導くことが政府の責任であり、沖縄の新基地建設はこの流れに逆行していると指摘。新基地建設阻止が問われる沖縄県知事選が行われるもとで、「『沖縄にこれ以上、新たな基地はつくらせない』との声をあげ、安倍政権に新基地建設中止を要求しよう」―と呼びかけています。

 呼びかけ人には、青井未帆(学習院大学教授)、内橋克人(経済評論家)、西郷南海子(安保関連法に反対するママの会)、澤地久枝(ノンフィクション作家)、菅原文子(農業生産法人代表)、瀬戸内寂聴(作家)の各氏らが名前を連ねています。


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