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2018年8月22日(水)

沖縄と心一つ

翁長さんの遺志継ぎ知事選勝利へ 全国連帯

 沖縄の翁長雄志県知事の遺志を受け継ぎ、県知事選(9月13日告示、30日投票)に勝利しようと、全国各地で「翁長知事追悼・辺野古新基地反対・知事選勝利」を掲げた連帯行動が広がっています。

 知事選は、翁長知事の遺志を継ぐ辺野古新基地反対のオール沖縄の代表か、安倍政権言いなりの新基地建設推進の人か、が最大の焦点です。

 すでに宮城、山形、大分、福井などで連帯集会が開かれ、宮城県の「8・11沖縄県民大会に連帯する」県集会には300人が参加しています。

 このほか、9月2日には福岡で「辺野古の埋め立てをゆるさない 翁長雄志さんの遺志を受け継ぐ沖縄県知事選の勝利をめざす集会」を予定。3日には千葉で「沖縄の心でつながる県民のつどい」、13日には京都で連帯集会を計画。さらに静岡、愛知、高知、鳥取などでも集会を予定しており、沖縄だけでなく日本の政治のあり方を問う一大政治戦として全国で支援を広げています。

 東京では戦争法強行から3年になる19日、日比谷野外音楽堂で安倍9条改憲NO、沖縄・辺野古新基地建設阻止を掲げた集会を予定しています。

@福 井 「新基地ノー」決意ともに

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(写真)故翁長知事の追悼集会に集まった人たち=19日、福井市

 福井市では19日、故翁長雄志沖縄県知事の追悼集会が開かれ、約80人が参加しました。戦争する国づくり反対!福井総がかりアクション代表を務める屋敷紘美氏ら6人の有志が呼びかけたもの。

 参加者全員で黙とうしました。生前の翁長氏の映像が流れ、沖縄全戦没者追悼式で「『辺野古に新基地を造らせない』という私の決意は県民とともにあり、これからもみじんも揺らぐことはありません」と述べる姿などが映し出されました。

 屋敷氏は故翁長氏について「対米従属のくびきを、日米地位協定の改廃や辺野古新基地の建設阻止を通じて脱しようと、果敢にたたかった」と強調。

 「彼の声を心に響かせ続けることを誓おう」として沖縄知事選勝利のための具体的な行動を呼びかけました。

@愛知・阿久比 日本中で集まり開き勝つ

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(写真)沖縄県知事選勝利へ意気込む人たち=18日、愛知県阿久比町

 愛知県阿久比(あぐい)町で18日、「沖縄県知事選勝利へ!知多半島実行委員会」結成のつどいが開かれました。「命どぅ宝知多半島」の呼びかけに、約80人が参加しました。

 日本共産党の竹内強阿久比町議が基調報告し「沖縄だけでなく、日本全体のあり方が問われる選挙になる。私たちにできることをして、選挙で勝利しよう」と結成の経緯と決意を語りました。新美正代事務局長が行動提起し「ともに行動する人をどれだけ増やしていくかが重要。派遣に向けたカンパを集め、沖縄県民と心一つに、できる限りの活動をしよう」と呼びかけました。

 参加者からは「日本中でこういう集まりがあれば絶対に勝てる」「SNSで発信して思いを寄せよう」「すでに沖縄へ行くことを計画している」など続々と感想や意見が寄せられました。


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