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2018年8月21日(火)

沖縄統一地方選 勝利必ず

共産党演説会に熱気

医療無償拡充訴え うるま市

田村貴昭氏迎え

 沖縄県うるま市議選(9月23日告示、30日投票)の勝利に向けて19日、日本共産党演説会が同市で行われました。勝連町議時代を含む6期目をめざす伊盛サチコ予定候補=現=と、2期目をめざす金城かなえ予定候補=現=の2議席確保をと田村貴昭衆院議員が訴えました。定数30に34人が立候補する見通しの大激戦です。

 田村氏は、▽就学援助の入学準備金の入学前支給▽通院医療費助成の中卒までの拡充―の実績を挙げ、2人の共産党女性議員の役割を強調。「市議選、県議補選、知事選に勝利し、翁長県政を引き継ぐ『オール沖縄』県政を維持・発展させよう」と力を込めました。

 伊盛氏は「子ども医療費助成を一貫して取り上げてきた。高卒までの窓口無料に取り組む」と強調。金城氏は「給付型奨学金制度を求める市民の声に応えたい」と訴えました。

 同市議選と同日投票の県議補選に立候補予定の山内スエコ元県議があいさつ。比嘉瑞己県議が訴えました。

基地も爆音もノー 沖縄市 

藤野氏が応援

 9月2日告示(9日投票、定数30)で市議選がたたかわれる沖縄市で19日、日本共産党の藤野保史衆院議員を迎えて演説会が開かれました。2期目に挑むチバあやこ市議予定候補(49)をはじめ党3予定候補への期待があふれました。

 藤野氏は、前日に辺野古の海を調査したことに触れて「新基地建設の手続きにサインする人を知事にするわけにはいかない」と強調。「沖縄市議選で共産党が3議席を獲得することは、県知事選に大きなインパクトを与える。幅広い共闘をつくっていこう」と訴えました。

 嘉陽宗儀県議が「翁長知事の思いをしっかり継ごう」と呼びかけ、玉城デニー衆院議員のメッセージが代読されました。

 チバ予定候補は「基地も(米軍機の)爆音もない沖縄市の実現に向けて全力で頑張る」と決意を表明しました。

 参加した女性(77)は「市政のチェック役として共産党の3議席が必要。新基地建設反対の姿勢を貫いていることも信頼できる」と期待を寄せました。

国保税下げに全力 八重瀬町

赤嶺氏力こめ

 沖縄統一地方選の八重瀬町議選(9月4日告示・9日投票、定数16)勝利を目指して19日、赤嶺政賢衆院議員を迎えた演説会が同町で開かれました。2議席確保を目指す神谷セ一(64)、神谷ノブオ(58)両予定候補=ともに現=が気迫の訴えをしました。

 セ一予定候補は「母から聞かされた戦争体験が平和運動の原点。戦争を繰り返させないために辺野古新基地を止める。冠水被害を出す河川の改修も住民の相談を受け、県とも連携して議会で追及し工事にめどが立った。住民の要求実現に頑張る」と強調しました。

 ノブオ予定候補は「辺野古新基地は平和を壊す税金の無駄遣い。議会で正々堂々と基地問題で反対できるのは共産党。命にかかわる国保税の引き上げに反対したのも共産党だけ。引き下げに全力を尽くし、農業発展や観光産業の振興に取り組みます」と力を込めました。

 赤嶺政賢衆院議員は「翁長雄志知事は日本の根本を変えようと頑張った。この遺志を継ぎ新基地反対で2人の力を大いに発揮し、住民の暮らしに役立つ町議会の先頭に」と激励。玉城武光県議は、党2議席の力で知事選の勝利につなげようと呼びかけました。


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