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2018年8月11日(土)

日曜版夏季特大合併号

ペリー元米長官語る

朝鮮半島非核化 外交に集中を

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 「赤旗」日曜版(8月12・19日夏季特大合併号)に、米クリントン政権で国防長官を務め、北朝鮮核危機や沖縄の米軍普天間基地問題に直接携わってきたウィリアム・ペリー氏(90)が登場し、米朝首脳会談で開始された朝鮮半島非核化のプロセスなどについて詳しく語っています。

 6月の米朝首脳会談についてペリー氏は「非核化プロセスのわずか1%にすぎませんが、重要な1%です。会談が、非核化に向けた真剣な協議と行動へ扉を開くものだからです」と評価。「軍事的手段をとってしまえば、究極の惨劇となります」「交渉が困難でも、時間がかかっても、われわれは外交による解決に集中し、最優先で成功を目指さなくてはなりません」とのべています。

 在日米海兵隊については「(北朝鮮からの)脅威がなくなれば…日本にとどまることの是非さえ問題になる」と指摘。「核兵器の危険を除くための具体的・段階的措置も、長い目で見てわれわれがどこに向かうのか、ビジョンを持った時にこそ進められる」として、核兵器禁止条約が国連会議で採択されたことを「前向きな動き」とのべています。


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