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2018年7月3日(火)

無通告訓練 抗議せよ

米空軍オスプレイ 防衛省に要求

宮本徹・山添氏

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(写真)防衛省職員に抗議し、事情を聞く(左から)宮本、山添の両氏ら=2日、衆院第1議員会館

 日本共産党の宮本徹衆院議員、山添拓参院議員らは2日、国会内で防衛省に対し、米空軍特殊作戦機CV22オスプレイの国内初訓練が米軍横田基地(東京都)周辺自治体への事前通告なしに実施されたことに抗議し、中止させるよう要求しました。

 防衛省地方協力局地方調整課によると、6月28、29両日、同基地と米軍厚木基地(神奈川県)の現場で同省職員がオスプレイの離着陸を目視したといいます。

 しかし、詳細については「米側から『運用に関することであり回答できない』と説明があった。引き続き情報提供を求めている」と述べました。

 宮本氏は、監視活動をしている住民らが旋回飛行や「タッチ・アンド・ゴー」の訓練を確認したと指摘し、「事故など繰り返しているオスプレイの訓練に、地元住民は到底納得できない。無通告での訓練開始に対して、日本政府として抗議すべきだ」と要求しました。

 山添氏も「米軍側に情報提供を求めても、これまで何も得られていない。米軍の判断次第であり、やりたい放題になっている」と批判。横田基地へのオスプレイ配備計画は、国際情勢の変化への逆行だとして中止を強く求めました。


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