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2018年6月18日(月)

沖縄県民投票条例へ

新婦人が署名開始 元勤皇隊員「基地認めぬ」

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(写真)署名に応じた元鉄血勤皇隊員の儀間昭男さん(左)と、新婦人の人たち=17日、那覇市

 新日本婦人の会沖縄県本部は17日、辺野古新基地建設の是非を問う県民投票条例の制定を求める署名運動をスタートさせました。

 この日は那覇市の「安里・大道・松川 島ぐるみの会」と協力して安里地域を回り、11人4組が2時間で43人分の署名を集めました。

 署名に協力した人たちは、新基地反対の思いを口々に語っていました。

 沖縄戦の元鉄血勤皇隊員、儀間昭男さん(90)は「生き残った者として戦争につながる基地は認められない」と署名しました。署名を集める受任者になることも快く引き受けました。

 公務員の男性(58)は「翁長雄志知事を選んだ県民の思いが国に届かない。民主主義のこの国で、もう一度、県民の総意を示し、国に問うことはとても大事だ」と語って署名しました。

 女性(79)は翁長知事の体調を気遣いながら署名。「国のあまりのひどさが知事を病気に追い込んだとさえ思えてくる。それでも“辺野古”で頑張る知事には感謝しかない。私も何かしなければ」と思いを語りました。

思いひしひし

 新日本婦人の会沖縄県本部の久手堅幸子会長の話 署名を集めて、県民の熱い思いをひしひしと感じました。県民の声を集めて県民投票を成功させたい。そのことが、知事を支える力になると思います。一方で、生年月日や印鑑・指印までもらう署名は大変。相当腹を固めてやらないと、と思いを新たにしました。


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