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日本共産党

2018年5月29日(火)

全国の力で新基地阻止

土砂反対連メンバーが辺野古訪問

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(写真)工事用ゲート前に座り込む辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会のメンバーら=28日、沖縄県名護市

 「辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会」のメンバー約30人は28日、米軍新基地建設の工事が強行されている沖縄県名護市辺野古と、同基地建設のための石材の海上搬出拠点にされている同県本部町の本部港(塩川地区)を訪れました。辺野古の工事用ゲート前に座り込んだメンバーらは「違法工事をやめろ」と抗議しました。

 辺野古で開いた集会で同協議会の阿部悦子共同代表(愛媛県在住)は、「『故郷の土を一粒も戦争に使わせない』との共通の思いで活動し、初めて沖縄で総会を開きました。土砂投入が狙われる緊急の事態を受け、新たな署名運動を始めます」と報告。沖縄県内の参加者から激励と連帯の拍手が送られました。

 沖縄県統一連の瀬長和男事務局長は、「全国の力で新基地建設を阻止しよう」と呼びかけました。

 早朝からゲート前で抗議の声を上げた沖縄県宜野湾市の屋良朝敏さん(68)は、「本土の人たちの連帯の気持ちは心強いし、頭が下がる。美しい海を埋め立てることを絶対に許さない」と、決意を新たにしました。

 本部港では、本部町島ぐるみ会議の抗議行動に参加し、石材を運搬船に積み込む作業の中止を求めました。


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