しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年5月3日(木)

米軍の横暴に各地で抗議

F16低空飛行に抗議

党青森県議団 米軍高度違反認める

 日本共産党青森県委員会と党県議団は2日、三村申吾知事に対し、米軍三沢基地所属のF16戦闘機による低空飛行訓練に抗議し、飛行停止・撤去と日米共同訓練の中止を求める申し入れをしました。

 斎藤美緒県書記長、県議の諏訪益一、安藤晴美、松田勝の3氏が県庁を訪れ、県危機管理局防災危機管理課の豊島信幸課長へ申し入れ書を手渡し、意見交換しました。

 豊島課長は、インターネットに公開されている低空飛行映像の事実関係を米軍三沢基地に確認したところ、米軍三沢基地所属航空機であり、一部で最低高度基準の500フィート(約150メートル)を下回る高さで飛行したと回答があったと報告しました。「県は1日、R・スコット・ジョーブ司令官宛てに最低基準を下回る低空飛行をはじめ危険な飛行を行わないよう厳重に申し入れた」ことも明らかにしました。

 斎藤氏は、F16は、今年2月に小川原湖(東北町)へ燃料タンクを投棄する事故を起こしたばかりだと抗議。「今回だけでなく、これまでの飛行訓練の実態も調査するべきです。県民の生活と安全を守るため、国へ日米地位協定の見直しを求めてほしい」と訴えました。

 同日、党上十三地区委員会と三沢市委員会も、米軍三沢基地司令官宛てに飛行中止・撤去などを求める申し入れ書を、東北防衛局を通じて提出しました。


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