しんぶん赤旗

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2018年4月6日(金)

オスプレイいらぬ

横田に到着 平和団体など抗議

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(写真)「オスプレイはいらない」と抗議する日本共産党や平和団体の人たち。畑野君枝衆院議員(右から6人目)と、しいば寿幸参院比例予定候補(その左)も参加=5日、横浜ノース・ドック前

 米空軍の特殊作戦機CV22オスプレイ5機が5日午前11時半ごろ、首都・東京にある在日米軍横田基地(福生市など多摩地域5市1町)に初めて到着しました。2019年10月からの予定を1年以上前倒した配備を米軍が突然発表(3日)してわずか2日後の飛来に、周辺住民らが抗議の声を上げました。

 3日夕に横浜市の米陸軍「横浜ノース・ドック」に貨物船で運ばれ陸揚げされた5機のCV22は、5日午前11時すぎ、相次いで離陸。5機編隊で横田基地南側から姿を現し、滑走路北から次つぎに着陸しました。

 横浜ノース・ドック前では、午前8時から日本共産党や平和団体などが抗議行動を展開。横田基地周辺でも、住民団体がオスプレイ配備反対、基地撤去などを訴え宣伝したあと、防衛省北関東防衛局に抗議しました。すでに沖縄県の普天間基地には米海兵隊のMV22オスプレイが配備されていますが、首都圏をはじめ沖縄以外にオスプレイが配備されるのは初めて。

 今回のCV22飛来は、米「国防戦略」に基づき、米太平洋軍が管轄するインド・アジア太平洋地域の有事に即応するため。同地域各地で数カ月間の訓練を実施し、夏ごろ帰還し正式配備されます。今後、数年で10機のCV22と兵員450人を配備する計画です。


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