しんぶん赤旗

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日本共産党

2018年3月10日(土)

悲劇は繰り返さない

東京大空襲73年 法要・集い

市田副委員長来賓あいさつ

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(写真)「慰霊碑・哀しみの東京大空襲」に手を合わせる海老名香葉子さん(右手前)=9日、東京都台東区

 推定10万人以上が犠牲になった1945年3月10日の東京大空襲から73年になるのを前に、東京都台東区の「慰霊碑・哀(かな)しみの東京大空襲」で9日、法要が行われました。同「慰霊碑」は、再び悲劇を繰り返さないようにと、大空襲で家族を失ったエッセイストの海老名香葉子さんが中心になり2005年に建立しました。

 この日は、海老名さんと長男の林家正蔵さん、次男の三平さんが参列。一般の参列者も、焼香し手を合わせました。

 東京都八王子市の女性(77)は4歳の時、空襲で焼け野原になるのを目の当たりにしました。「今の政治を見ていると、また戦争に向かっているようで、とても不安になります」と話しました。

 海老名さんの呼びかけで「時忘れじの集い」を毎年、同「慰霊碑」と平和の母子像「時忘れじの塔」の前で開いていましたが、今回は荒天のため上野公園内の屋内に会場を移して開催。正蔵さんが開会あいさつ、海老名さんが主催者あいさつ、三平さんが閉会あいさつしました。

 日本共産党副委員長の市田忠義参院議員が来賓あいさつしました。


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