2018年2月3日(土)
“子の命守る責任がある”
名護市長選 稲嶺候補 訴え全力
新基地ノー改めて決意
大激戦・大接戦のまま最終盤に突入した沖縄県名護市長選(4日投票)で2日、稲嶺ススム候補は市内中心部で開かれた地域懇談会に駆け付け、選挙戦の残る2日間を全力でたたかい抜く決意を語りました。
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米軍新基地建設を許さない思いを改めて示した稲嶺候補は「相手候補は『辺野古が唯一』と言う政府・自民党の丸抱えだ。絶対に負けるわけにはいかない」と力強く訴えました。小学6年生の女の子から届いた応援の手紙を読み、「子どもたちを不安に陥れない、命の危険にさらさないことが私たちの責任。そのために頑張らなければいけない」と涙ながらに語ると、大きな共感の拍手が起こりました。
市議補選のアシトミ浩候補は「県内一と言える子育て世代に優しい施策、市民本位のまちづくりを進めてきた稲嶺市長を強い思いでサポートする。政府と徹底的に対決し、新基地を絶対に造らせない」と力を込めました。
稲嶺市長を支える仲村善幸、大城松健両市議が参加。会場全体が熱気に包まれる中、参加者全員で「がんばろう」とコールしました。
稲嶺候補と握手した市内の女性(70)は「米軍普天間基地の近くで生まれ育ち、事件・事故が頻発する恐ろしさを感じてきた。100機のオスプレイが空を飛び交うような名護市にしてはいけない。必ず勝ってほしい」と期待を寄せました。