2018年1月21日(日)
名護市長選 1・23総決起大会成功へ
告示まで1週間 稲嶺必勝 熱く訴え
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辺野古新基地反対を訴える稲嶺ススム市長と新基地推進の安倍政権丸抱えの自民候補の大激戦となっている沖縄県名護市長選は、28日の告示まで1週間となりました。
「稲嶺ススム後援会」は20日、稲嶺市長を先頭に、23日午後6時半から21世紀の森屋内運動場で開かれる「必勝総決起大会」の大成功で支持拡大を飛躍させようと市内で宣伝・対話に取り組みました。稲嶺市長は新基地建設を許さない決意を述べ、「誇りあるまちづくりへみなさんの期待にこたえます」と熱く訴えました。
新基地建設の地元の辺野古区。もともと新基地には賛成だったという70代の男性が「事件・事故が怖いさね」と基地反対を表明し、対話を重ねています。連続する米軍機事故で、推進派の立場だった人も反対を言うようになるなど「以前より新基地反対の人の比率が高くなっている」と語ります。「稲嶺さんは基地にも反対だし、旧久志村の街づくりも発展させてくれる。地域がもっと明るくなる。絶対に勝たさんとね」
新基地建設で大きな被害を受けることになる二見以北地域では、総決起大会に最大動員で参加しようと各区で車の乗り合わせなどの計画を立てています。
「辺野古・大浦湾に新基地つくらせない二見以北住民の会」の松田藤子会長は、「稲嶺市政は再編交付金をもらわず何もできない」という相手陣営の口コミ宣伝に、「予算を増やし前市政で手つかずだった教育環境の整備など、稲嶺市政は多くの政策を実現しています」と丁寧に説明します。
テレデータを使った総決起大会参加の声かけでも「友人と行くよ」という好反応が続々あがりました。
同市宮里の男性(79)は稲嶺市長の実績や政策などを原稿にまとめて街頭で訴えています。「基地被害は200年も続きます。稲嶺さんとともに平和で豊かな名護市づくりを」と訴える声に熱がこもります。