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2018年1月13日(土)

労働者の声が生きる年に

全労連・国民春闘が新春旗開き

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(写真)国民春闘共闘・全労連合同旗開きであいさつする小池晃書記局長(後方演壇)=12日、東京都文京区

 全労連・国民春闘共闘委員会は12日夜、東京都内で2018年合同新春旗開きを行い、各界・各層から250人余が参加しました。

 主催者あいさつで全労連の小田川義和議長は、「戦争する国づくりに突き進む安倍首相の目に映らない、多数の労働者の声にこだわる年にしたい」と強調。安倍9条改憲に反対する3000万署名で改憲を断念に追い込むこと、「残業代ゼロ」制度など「安倍働き方改革」とたたかうことを呼びかけました。

 来賓あいさつで、日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)の岩崎貞明事務局長は、「権力風刺の漫才が評判になった。いいにくいことをいい、暮らしやすくすることがマスコミと労働組合の使命です」と述べました。

 市民連合の中野晃一上智大学教授は、「労働者と市民が支える立憲野党が国会で頑張り、安倍政権を追いつめれば、改憲発議をさせないことは十分可能だ」と訴えました。

 新日本婦人の会の笠井貴美代会長、農民連の笹渡義夫会長があいさつしました。

 日本共産党の小池晃書記局長があいさつし、山下芳生副委員長が出席しました。

小池書記局長あいさつ

 新春旗開きであいさつした小池氏は、「今年は何としても改憲を阻止する1年にしなければならない」と強調。3000万人署名を地域の隅々に広げ、改悪発議を許さないとして、「改憲のたくらみを阻止することは、全労連、日本共産党の歴史的使命だ」と語りました。沖縄県のたたかいにふれ、「名護市長選、沖縄県知事選に必ず勝利し、米軍新基地建設を許さないために力を合わせていこう」と訴えました。

 市民と野党の共闘にふれ、共産党が一方的に候補者をおろすやり方を見直し、政党として政策協定を結べるようにしたいと発言。そのうえで、市民と野党の共闘の発展が労働運動にも特定政党支持路線を乗り越える変化を生み出していると指摘。大幅賃上げ、真の働き方改革を求めるたたかい、大企業の内部留保を労働者に還元することは、国民的大義のあるたたかいだとして、「心一つに全力をつくしてたたかう」と表明しました。


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