2018年1月10日(水)
辺野古に米軍いらない
稲嶺名護市長 バンドウ氏と面談
|
28日告示の沖縄県名護市長選(2月4日投票)で3選を目指す稲嶺ススム市長は9日、米保守系シンクタンクのケイトー研究所の上級研究員ダグ・バンドウ氏と市内で面談しました。
バンドウ氏は、「沖縄の方々は基地の件で非常に苦しんだ。政府に何が起こっているのかを伝えていきたい」と述べ、稲嶺市長は「ご協力お願いします」と応じました。
面談後、記者団の取材に応じたバンドウ氏は、辺野古新基地建設について「必要ない。世界中にいる米軍はどんどん自国に帰ってくるべきだ」と語りました。市長との面談前に、新基地反対の座り込みが続く辺野古の浜のテントや米軍キャンプ・シュワブゲート前などを視察したバンドウ氏は「いかに長い間、抵抗運動を続け、どれだけの信念を持って行動しているのか分かった」と述べ「どれだけこの問題について懸念しているのかも分かったし、その懸念をきちんと反映できるような政策が必要とされている」と話しました。
バンドウ氏は、1980年代、レーガン大統領の特別補佐官を務め、外交政策、特に東アジアが専門。