「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2018年1月8日(月)

安倍9条改憲ノー 熱気

集いに1300人超 3000万署名急速に 市民も野党も

小池氏あいさつ

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)9条改憲と戦争をくい止めようと開かれた集い=7日、東京都北区

 「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」と総がかり行動実行委員会は7日、東京都内で「戦争止めよう!安倍9条改憲NO!新春の集い」を開催しました。会場は1300人を超える参加者の熱気にあふれ、3000万署名を必ず達成し、安倍政権がねらう改憲発議を阻止する決意を固めあいました。

 安保関連法に反対するママの会の長尾詩子さんは主催者あいさつで、昨年の総選挙結果にふれ、「いま野党を動かしているのは一人ひとりの市民の声だ」として、「その力に確信をもって、求める政治をつくるために、ともにスタートを切りたい」と訴え。3000万署名を「どれだけの速さで達成するかは決定的に重要だ」として、改憲発議をさせないたたかいに集中しようと呼びかけました。

 俳優の松尾貴史さんはユーモアを交えたミニトークで、改憲派が「『(改憲しても)何もかわらない』というなら、何も変えなければいい」と語りました。東京大学の石川健治教授が講演しました。

 日本共産党の小池晃書記局長、立憲民主党の福山哲郎幹事長、自由党の青木愛参院議員があいさつ。小池氏は、「9条改憲の発議を許さない一点で力をあわせる1年にしたい。安倍首相は、改憲は自民党の歴史的使命だといいました。ならば、それを阻止するのが市民と野党の歴史的使命だ」と訴えました。

 リレートークでは各地の代表が発言。神奈川県の横須賀市民九条の会の代表は、安保法制の廃止をめざす「横須賀ALLs」の「自衛隊を戦場に送らない」とした毎週のスタンディングが129回となったと報告。「自衛官も目礼して通る」とのべ、「この積み重ねの上に3000万署名をしていく」と表明しました。

 総がかり行動実行委の福山真劫共同代表が行動提起。3000万署名の運動を広げることをよびかけるとともに、本格的な野党共闘の実現にむけて「各党が、わが党第一主義ではなく、日本の平和、民主主義、憲法、脱原発のためにたたかう野党にかわってほしい」と語りました。

 東京都板橋区から参加した女性(69)は「地域で改憲反対署名を集めると、若い人たちの反応もいい。今年は何としても憲法を守りたい」と語りました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって