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2018年1月7日(日)

米軍ヘリ不時着

基地ある限り危険増 沖縄県伊計島

赤嶺議員が抗議

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 6日夕、沖縄県うるま市の伊計島の東側海岸の砂浜に米海兵隊普天間基地(同県宜野湾市)所属のUH1ヘリコプターが不時着しました。防衛省沖縄防衛局によると、乗組員は4人でけが人はいないものの、原因は不明で飛行再開のめどはたっていません。

 現場の海岸は集落の近くで、NHKによると、最も近い住宅から100メートルほどしか離れていません。日本共産党の赤嶺政賢衆院議員や伊盛サチ子、金城加奈栄の両うるま市議が現場に急行しました。

 伊盛市議によると、地元の消防団員は「砂地にヘリが不時着して、乗組員が機体のカバーを開けていた。エンジンの様子を見ていたようだ」と話していたといいます。

 伊計島では昨年1月20日、普天間基地所属のAH1Z攻撃ヘリが農道に不時着していました。赤嶺氏は防衛局に対し、同じ場所での相次ぐ不時着に強く抗議しました。

 同基地所属機をめぐっては、CH53E大型ヘリが昨年10月、東村高江の民間地で炎上・大破したほか、12月に同型機が宜野湾市の保育園や小学校に部品を落下させるなど、事故が頻発しています。

 政府は普天間基地の危険性除去には名護市辺野古の新基地建設が「唯一の解決策」だとしていますが、米軍基地がある限り、危険が増大し続ける状況であることが浮き彫りになりました。


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