2017年11月26日(日)
平和願い 命の賛歌
大音楽会に5000人
日本のうたごえ祭典
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「つなごう いのち つくろう 平和世(ゆ)」をテーマに開催中の2017日本のうたごえ祭典inいしかわ・北陸は25日、いしかわ総合スポーツセンターで大音楽会を開き、5千人が参加しました。戦争や原発に反対するたたかいへの連帯、未来を生きる命への賛歌が高らかに歌われました。
大音楽会は、米軍試射場の設置をめぐる石川県の内灘(うちなだ)闘争の中で生まれた「内灘数え唄」で開幕。「いのちのうた」のステージでは、子ども、青年、保育・作業所の人々、医療・介護現場、労働者、女性、シニアのうたごえのメンバーが、それぞれの思いを舞台で表現し、歌手のクミコさんは女声合唱とともに「うまれてきてくれてありがとう」を熱唱。「平和と連帯のうた」のステージでは、核廃絶を求め、シンガー・ソングライターの梅原司平さんと合唱団が「折り鶴」を歌いました。沖縄の参加者が新基地建設に反対し、平和憲法を守り抜こうと訴えると大きな連帯の拍手が送られました。
作曲家・池辺晋一郎さんの指揮で、オーケストラ・アンサンブル金沢がモーツァルトの名曲を演奏。オーケストラの伴奏による「青い空は」「ふるさと」の合唱では、客席からも歌声が沸きおこりました。
祭典は26日に合唱発表会を行い、閉幕します。