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2017年10月22日(日)

きょうの潮流

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 「無責任男」をはじめ、喜劇役者として一世を風靡(ふうび)した植木等は生真面目な人でした。没後10年になる今年はドラマや企画展も。昭和の大スターの歩みや素顔を改めて振り返っています▼等の父、植木徹誠(てつじょう)は日本共産党員でした。若くして僧門に入り、戦時中は差別や戦争に反対し、治安維持法によって4年近く獄中に。戦後は民商や国民救援会の運動の先頭に立ち、入党。等の名には人間平等の思想が込められています▼植木等の付き人だった小松政夫さんが本紙日曜版で徹誠との思い出を語っています。選挙が近づくと、どこに投票するんだと聞かれ、「もちろん共産党です」と。小松さんが長年の日曜版読者だったことも知りました▼名前を誇らしく思い、おやじに頼まれて共産党にカンパしていたという植木等も、小松さんも、徹誠の考え方や生き方から影響を受けました。同時にそれは共産党への信頼にもつながっていたはずです▼いま、大きくひろがる共感。今回ほど幅ひろい方々が共産党への投票を呼びかけてくれた選挙はありません。他党の候補者らが街頭で訴える。ツイッターではたくさんの著名人や市民が「比例は共産党」と書き込む。電話からも「今度はあなたたちのところに」と温かい声が返ってくる▼そこには手を携えてきた民進党が自民と変わらぬ新党にのみ込まれる逆流のもと、候補者を降ろしてまで市民と野党の共闘を貫いた姿への共感や信頼がありました。この党への1票こそが、政治を変えるたしかな力になる。


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