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2017年9月23日(土)

パラシュート降下訓練中止を

沖縄・嘉手納町議会が意見書

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(写真)嘉手納町議団(左列)から意見書・決議を受け取る沖縄防衛局の木次長(右から2人目)=22日、沖縄県嘉手納町の沖縄防衛局

 米軍が嘉手納基地で今年3回目のパラシュート降下訓練を実施したことに沖縄県嘉手納町議会は22日、同訓練の中止を求める意見書・決議を全会一致で可決しました。安倍晋三首相、在日米軍司令官などに届けます。

 パラシュート降下訓練をめぐって日米両政府は、2007年の日米合同委員会合意で伊江島を基本としながら嘉手納でも「例外的な場合」に限って使用する、としています。

 意見書・決議は、米軍がこの「例外」を盾に訓練を常態化させれば「嘉手納飛行場の負担軽減に逆行し、基地機能強化につながることは明白」だとし、「例外的」措置の撤廃も求めました。

 在日米軍は21日に報道発表文を出し「日米両政府は伊江島が使用できない時の代替地として嘉手納を利用することで合意した」との解釈を示しました。

 同日、意見書・決議を携えて沖縄防衛局を訪れた町議団は、嘉手納使用をあくまで「例外」と説明する日本政府の説明との食い違いを指摘。「パラシュート降下訓練を嘉手納でやらないと明文化すべきだ」との発言がありました。

 応対した木健司次長は「ご意見として承りたい」とだけ述べました。


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