2017年9月19日(火)
選挙勝利で維新に審判を
堺市長・市議補選 小池書記局長訴え
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日本共産党の小池晃書記局長は18日、大阪府堺市長選での竹山修身市長の3選と、堺市議補選での堀内まさお(南区、67)、吉岡たかよし(西区、59)両候補=いずれも新=の必勝を期し、市内2カ所で、「市長、市議補選の勝利で、安倍政権の補完勢力である維新に退場の審判を下し、『大阪都構想』に明確なノーを突きつけよう。総選挙での日本共産党の躍進で安倍暴走政治そのものに審判を下そう」と訴えました。(いずれも24日投票)
泉ケ丘駅(南区)の駅ビル内では、竹山陣営と維新陣営がそれぞれビラ配布を競り合う大激戦。駅前には聴衆の大きな人垣ができました。堀内候補が「市民の願いを実現する竹山市政の前進と、それを支えるために議席を勝ち取らせてほしい」と決意表明。社民党の小川敬子元市議が応援演説に立ちました。西区の鳳ウィングス前にも聴衆の列が伸びました。吉岡候補は、「そもそも維新市議の辞職が補選のきっかけ。身内の不正に甘い維新に市政を任せられない」と力説しました。
「『大阪都構想』をカムフラージュし、ウソとでたらめで竹山市長を攻撃する維新に負けるわけにはいかない」と切り出した小池氏。「国政では、安倍政治に暴走をけしかけ、堺市では住民の暮らしと自治を壊そうとする維新に、党派を超えて良識を一つに合わせて必ず勝とう」と竹山市長、堀内、吉岡両市議候補の必勝を呼びかけました。
小池氏は、安倍首相が狙う臨時国会冒頭での解散を、「明らかな森友、加計学園疑惑隠しの解散だ。国会で真相を究明してから信を問うべきだ」と批判。「同時に国民の怒りと批判の声に追い込まれての解散であり、安倍首相による解散の判断が大きな間違いだったと思い知らせる結果を出そう」と力を込めました。
さらに、「市長選で維新に退場の審判を下し、野党と市民の共闘を発展させ、総選挙で安倍暴走政治に審判を下そう。比例代表選挙では日本共産党を広げ、近畿で5議席以上を実現させてほしい」と力を込めて訴えると、大きく膨らんだ聴衆から大きな拍手と歓声が上がりました。
小池書記局長が竹山事務所訪問
日本共産党の小池晃書記局長は18日、大阪府堺市長選(24日投票)をたたかう竹山修身市長の選挙事務所を表敬訪問し、総合選対本部の小郷一本部長、連合後援会の飯端壽昭会長、八木重美副会長と懇談しました。
飯端氏らは、「日本共産党さんの支援に感謝します。最後まで頑張りましょう」と表明。小池氏は、「党をあげて最後の最後まで力を尽くします。頑張りましょう」と応じました。