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2017年9月7日(木)

空母も艦載機も撤去を

平和大会実行委が防衛省要請

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(写真)防衛省に要請する実行委員会の人たちと大平議員(前列右から3人目)=6日、衆院第1議員会館

 2017年日本平和大会実行委員会は6日、衆院第1議員会館で、岩国への米空母艦載機移転と厚木基地使用の中止、空母母港の撤回を求めて防衛省に要請しました。

 要請内容は、次の4項目でした。

 (1)厚木基地から岩国基地への米空母艦載機の移転計画の中止、撤回

 (2)在日米海軍司令部が「折に触れ厚木基地を使用する」と明言、厚木基地周辺の被害の負担軽減を移転理由としていたことは偽りであり、実際には空母艦載機の基地を二つ獲得する計画であることを告白するもの。艦載機の厚木基地使用の中止を求めるべきだ

 (3)根本には、米空母の世界唯一の海外母港として横須賀基地を提供していることがある。艦載機の発着や低空飛行訓練による被害、原子力事故被害をもたらす危険をもつ米空母への海外母港提供は撤回し、空母も艦載機も撤去すべきだ

 (4)岩国基地に配備され始めたF35Bステルス戦闘機の配備も撤回すべきだ

 日本平和委員会の千坂純事務局長は、米軍岩国基地の大増強と、艦載機の厚木基地使用の中止を求めました。

 日本平和大会山口県実行委員会の男性は、「オスプレイや自衛隊機などの事故が相次いで起きている。岩国基地が増強されれば、不安は大きくなるし、軍事的緊張が増す」と述べ、空母艦載機の撤去を求めました。

 神奈川県大和市平和委員会の宮応勝幸会長は、「米側は『折に触れ厚木を使う』といっている。自由に岩国も厚木も使うことになる」と批判し、艦載機の厚木基地使用の中止を求めました。

 日本共産党の大平喜信衆院議員が同席しました。


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