2017年8月26日(土)
翁長知事 県民投票 知事発議は否定
沖縄 実施は県民が決めること
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沖縄県の翁長雄志知事は25日の定例会見で、辺野古埋め立て承認撤回の根拠となりうる県民投票を実施するかどうか問われ、「県民が必要性を考え、県民が主体となって十分議論されることが、実施するか否かの大きなことになる」との考えを示しました。
実施のあり方について「知事提案、議員の提案、住民の署名による直接請求が考えられる」としたうえで「私から提案することは考えていない」と知事発議による実施を否定しました。
「撤回については私の責任で判断する」とした先の県民大会での発言について、記者団から「残る任期内に実施するのか」と聞かれた翁長知事は「撤回時期は、私たちにとって大変重要な案件。これは慎重にも慎重を期して、任期内かどうかに関係なく、私が責任を持って決断する」と答えました。