2017年7月31日(月)
患者に社会的支援を
世界・日本肝炎デーフォーラム開催
高橋衆院議員 医療費助成へ決意語る
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日本肝臓病患者団体協議会(日肝協)は30日、「第6回世界・日本肝炎デーフォーラム」を東京都内で開催しました。「世界の肝炎患者と手を携え、すべての肝炎患者に社会的支援を」と、全国から患者ら400人が集まりました。
28日は「日本肝炎デー」でした。「ウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者への差別・偏見の解消、感染予防の推進を目的として世界保健機関(WHO)の呼びかけを受け、厚生労働省が定めたもの。
フォーラムでは、昨年の国会で肝硬変・肝がんへの医療費助成などを求める請願が採択されたことについて、「長年求め続けてきた要求がようやく実現の可能性が見えてきた」「来年度予算に組み込まれるか大きな節目の時だ」などと期待が語られました。
出田妙子薬害肝炎九州原告団代表と田中義信全国B型肝炎訴訟原告団代表があいさつ。出田氏は「ここまでこれたのは患者、被害者団体が一つとなって一枚岩で活動してきた結果であると思う」と話しました。
日本共産党からは高橋千鶴子衆院議員が参加し、「肝硬変・肝がんへの医療費助成が来年度予算に盛り込むことができるよう求めていきたい」と決意を語りました。