「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2017年7月2日(日)

きょうの潮流

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 ロシアのことわざに「魚は頭から腐る」があります。腐敗は上層部から始まるという意味で、企業や組織に当てはめて使われることが多い▼今の自民党をみていると、まさに。安倍首相が自身にかかる疑惑を隠したままで国会を閉じたと思ったら、新たな問題が次々と。聞くに堪えない罵声が流れたり、稲田防衛相が都議選の応援演説で「自衛隊としてもお願いしたい」と発言したり。いちいち例を挙げきれないほど底抜けの状態です▼首相の親友が理事長の加計学園問題では、献金をうけた下村元文科相や萩生田官房副長官が深く関与した疑いも出てきました。2人とも首相の側近。トップダウンで行政をゆがめた実態がさらに鮮明になっています▼救いようがないのが、国民の疑念にこたえるどころか、開き直る態度。二階幹事長にいたって「私らを落とすなら落としてみろ」と、メディアに当たり散らす始末。反省もしないで自分のやりたいことだけを押し通す首相に、閣僚も議員もならえとばかりに▼国民の不信感は広く深い。演説会や電話での対話でも、自民党へのすさまじい怒りが伝わってきます。もちろん、五輪を3年後に控えた都政の問題も山積していますが、それを含めて矛先は横暴極まる自公に向かっています▼「源清ければ流れ清し」。日本に伝わることわざです。自公が腐らせた政治を一新するには、それと対極にある日本共産党を伸ばすことが一番の道です。国政をただし、東京の明るい未来につながる、あなたの選択を。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって