「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2017年7月2日(日)

主張

都議選きょう投票

自公の横暴ただす確かな一票

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 全国が注目する東京都議選はきょうが投票日です。都議選は、首都・東京の針路とともに、国政が問われる大型政治戦ですが、今回ほど国の政治のあり方が厳しく問われていることはありません。憲法を壊し、疑惑を隠し、国政を私物化する安倍晋三政権の暴走・横暴に対する都民・国民の怒りが大きく沸き上がる情勢激変の中、国政でも都政でも「自民党・公明党VS日本共産党」の対決構図はますます鮮明です。安倍自公政権の暴挙に次ぐ暴挙に正面から立ち向かう日本共産党の勝利こそ、日本と東京の政治を前にすすめる最大の力になることは明らかです。

安倍暴走もう我慢できぬ

 都議選の告示直前に閉幕した通常国会―。安倍政権がこの国会で行ったのは、自衛隊を憲法に明記する改憲案づくりの表明や、違憲の「共謀罪」法強行、「加計」「森友」疑惑の隠(いん)蔽(ぺい)など「数の力」を振りかざした民意に反する暴走の数々でした。国民が怒りを燃やすこれらの暴挙に対し最初の審判となるのが、今回の都議選です。

 都議選が始まって以降、安倍政権と与党は、暴挙を反省するどころか、国民の意思に逆らう姿を際立たせるばかりです。告示翌日6月24日、安倍首相が神戸市の講演で、9条に自衛隊を書き込む自民党改憲案を今年秋の臨時国会に提出すると明言したことは、憲法と世論を無視した姿勢の典型です。この講演では「加計学園」獣医学部新設を1校に絞って批判を浴びたから獣医学部を全国にどんどんつくるとも表明しました。あまりにひどい開き直りです。国民が何に怒っているのか分からない、分かろうともしない―。首相としての資格が根本から問われます。

 「自衛隊の政治利用」という深刻な違法発言をした稲田朋美防衛相は口先の「謝罪」しかせず、首相も罷免しません。首相の最側近、下村博文自民党幹事長代行(東京都連会長)は「加計」献金疑惑が浮上しても、問題ないと居直り、首相も疑惑解明に動く姿勢はありません。安倍首相と自公政権に政治のかじ取りを任せることはできないことはいよいよ明白です。

 安倍政権の暴走に対抗する確かな力と足場を持ち、市民と野党の共闘をすすめる日本共産党の勝利で「安倍政治に我慢できない」の声をはっきり示すことが必要です。

 豊洲への市場移転中止・築地市場の現在地再整備のためには、日本共産党の勝利は不可欠です。豊洲移転の“闇”を粘り強く追及し「地下空間」を暴露するなど都政を動かしてきた共産党が大きくなれば「食の安全・安心」も「築地ブランド」も守る力となります。国保料(税)の1人1万円の引き下げ、認可保育園や特別養護老人ホームの大増設など都民の切実な願いを実現する都政にするためには、大型開発優先の「ゆがんだ都政」をただす実績を持つ共産党の勝利が決め手となります。

東京から流れを変える

 いま国政を揺り動かす怒りの選挙権を行使できるのは東京の有権者だけです。4年前の都議選では日本共産党の躍進が、政治の激動的な情勢をつくる出発点になりました。大激戦・大接戦を勝ち抜き、日本共産党の17議席絶対確保・議席上積みを実現し、安倍政権に退場の審判を下し、東京から日本の政治の新しい流れを、ご一緒につくろうではありませんか。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって