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2017年6月20日(火)

自主返納をしやすく

高齢者運転免許 島津氏求める

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(写真)質問する島津幸広議員=7日、衆院内閣委

 日本共産党の島津幸広議員は7日の衆院内閣委員会で、高齢者による自動車事故が増加している問題を取り上げ、高齢者が運転免許を自主返納しやすい環境を国が責任をもって整備するよう求めました。

 島津氏は、地域の公共交通の廃止・縮小が続いているもとで、高齢者が交通弱者になることを恐れて自主返納をためらう実態を紹介。自治体がコミュニティーバスを運行するなど公共交通の維持・確保をはかっていることを示し、「財政支援も含めて国としてどうするかが問われている」とただしました。加藤勝信特命担当相は「高齢者運転の交通事故防止対策が総合的に推進していけるよう関係省庁と連携していく」と答えました。

 島津氏は、免許自主返納の高齢者を対象にしたタクシー料金1割引の制度で、その割引分が売り上げから差し引かれタクシー労働者が負担させられている実態を告発し、改善を求めました。加藤担当相は「まず実態を把握し、見直しが着実に進むようしっかりと努力していく」と答えました。


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