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2017年5月4日(木)

横田を米訓練拠点化

宮本徹氏、オスプレイ告発

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(写真)質問する宮本徹議員=4月24日、衆院決算行監委

 日本共産党の宮本徹議員は4月24日の衆院決算行政監視委員会で、横田基地(東京都)が米軍オスプレイの訓練基地として拠点化している実態を告発しました。

 宮本氏は、オスプレイが3月に18日間も横田基地を拠点に訓練を行い、離着陸回数は過去2年分に匹敵すると指摘。沖縄の基地負担軽減を口実にしているにもかかわらず、同時期に普天間基地での米軍機の離着陸回数は増加しており、全国的な米軍訓練の拡大が実態だと批判しました。

 宮本氏は、オスプレイが「横田基地およびその周辺でタッチ・アンド・ゴーの訓練を行ったのを承知しているか」と質問。防衛省の深山延暁地方協力局長は「米軍に確認したところ、オスプレイは横田基地で飛行訓練を行っていないとの回答があった」と答弁。宮本氏は「地元の方が目視している。米軍に聞かなくても、横田基地の自衛隊航空総隊司令部が知っているはずだ」と批判しました。

 宮本氏は、日米合意で飛行を避けることになっている人口密集地域について「横田基地周辺では具体的にどこか」とただすと、深山氏は「定義について日米間で合意はない」と答弁。宮本氏は「定義がなければなんら意味がない。国民の安全は守れない」と厳しく批判しました。


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