「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2017年5月2日(火)

安倍首相 改憲に異常な執念

改憲派集会 「ことし歴史的な一歩踏み出す」

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 安倍晋三首相は1日、改憲派国会議員らでつくる新憲法制定議員同盟(会長・中曽根康弘元首相)が東京都内で開いた「新しい憲法を制定する推進大会」で自民党総裁としてあいさつし、「憲法改正という大きな目標に向かって、(施行70年の)この節目の年に必ずや歴史的な一歩を踏み出す」と改憲への異常な執念をあらわにしました。現職首相の同大会出席は初めて。

 安倍首相は「いよいよ機は熟してきた。憲法の具体的な姿を自信を持って国民に示すときだ。しっかりと結果を出していかなければならない」と強調。2012年に発表した「自民党改憲案」について「党としての公式文書だ」と述べつつ、「これをそのまま憲法審査会に提案するつもりはない。どんなに立派な案でも衆参両院で3分の2を形成できなければ、ただ言っているだけに終わってしまう」と語りました。

 その上で、「憲法改正への機運が高まってきた今だからこそ、柔軟性をもって現実的な議論を行う必要がある。自民党は圧倒的第1党として現実的かつ具体的な議論を憲法審査会においてリードしていく決意だ」と述べました。

 各党からも「積極的に(改憲)議論の中で役割を果たしたい」(公明・遠山清彦衆院議員)、「憲法改正の意味が現実味をもって議論できる環境となってきた」(維新・石井苗子参院議員)と改憲を狙う発言が相次ぎました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって