2017年4月29日(土)
沖縄基地問題変わらず
翁長知事 政府の態度を批判
沖縄県の翁長知事は28日の記者会見で、昨年のオスプレイ墜落事故後も原因究明がないまま6日で飛行再開したことなどに触れ、「すべてにわたって、日本政府が当事者能力を持ちえず、物事が進んでいく意味で沖縄基地問題が変わっていない。こういう悲しい出来事がまた起こりうる」と警鐘を鳴らしました。
この日はサンフランシスコ講和条約が発効し沖縄が本土から切り離され米統治下におかれた「屈辱の日」。2013年に政府が「主権回復」の祝賀会をやったことに触れ「大きな溝、魂の飢餓感を感じる。どうしても私どもの思いが伝わらないと感じている」と述べました。