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2017年3月28日(火)

きょうの潮流

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 日本の報道機関やジャーナリストが受賞を誇れる賞の一つに日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞があります。「再び戦争のためにペンをカメラをマイクをとらない」の誓いのもとに1955年に結成されたJCJの主催です▼第1回は、日本共産党員を犯人に仕立て上げようとした謀略「菅生(すごう)事件」を取材した記者らに贈られました。現職警官の関与などをスクープした5社11人が受賞し、現場記者の励みになったといいます▼今年で60回目を迎える同賞。JCJの設立趣旨にふさわしい優れた記事、映像や出版などを顕彰し、励まし続けています。「しんぶん赤旗」も何度か、栄誉に浴したことがあります▼JCJは25日に総会を開き、今年度の活動方針を決めました。JCJ賞維持・発展のための取り組み強化はもちろんですが、記者への権力機構による取材妨害やそれに類似する行為の検証にも力を入れます▼沖縄県高江で米軍オスプレイパッド建設反対運動を取材中の地元紙記者が一時的に拘束された事件で、JCJは調査団を現地に派遣しました。大手メディアが全体として安倍政権に弱腰になっているなか、がんばっている地方メディアや記者を激励することは重要です▼これもきっかけとなって新たに「JCJ沖縄」が結成されました。JCJの活動方針は、こう結んでいます。「国民の声を封殺しやりたい放題の安倍政権に抗(あらが)い、退陣に追い込む気概を持って運動を展開」する。今、まさにその時。私たちも連帯してがんばりたい。


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