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2016年12月25日(日)

きょうの潮流

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 ことしの流行語大賞や「漢字」への反応はさまざまでした。それを聞くにつけ、なるほど内心励みにしている信条や「言葉」は百人百様です。たとえば人生80年時代。思っていたよりも長い第二の人生は―▼「元気に長生きするには“きょういく”と“きょうよう”が大切」。地元のスポーツジムで運動に毎日汗を流す先輩の「言葉」です。定年後も教育や教養か、と一瞬思いましたが、違いました。家に独り引きこもらないため、「きょう(今日)行く」ところがあることや、「きょう用」があることが大切だと▼「子や孫のため、若い世代のため」を信条に、日本社会を変える運動に、第二の人生を燃やす人も。戦争法廃止の国会前総がかり行動で「アベ政治を許さない」と集まる年配者に「シニア左翼」と命名した本が出ました▼たたかいの現場で流行する「合言葉」があると、非核の政府を求める会の役員から教わりました。「あきらめない、こびない、ぶれない」。頭文字をとって、「活動のAKB」▼例に挙げたのが、来年3月、国連で核兵器禁止条約の締結交渉が始まる画期的な情勢。切り開いたのは、世界の構造変化とともに、日本の反核平和運動です。被爆者とともにあきらめず、コツコツ、ぶれずに運動してきた成果だと▼唯一の戦争被爆国なのに、その決議に核保有国に従い反対した安倍政権。被爆国にふさわしい非核の政府を求める運動は、安倍政権打倒の共同につながります。「活動のAKB」は来年も、たたかう合言葉です。


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