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2016年11月23日(水)

安心の医療へ連帯

皆保険守る 患者・家族が集会

堀内・武田氏参加

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(写真)多くの患者を前に、あいさつをする伊藤たてお実行委員長=22日、参院議員会館

 難病やがんなどの長期慢性疾患の患者や家族らは22日、国会内で集会を開き、「誰もが安心して医療が受けられる社会を」として、国民皆保険制度の堅持と福祉施策の充実を訴えました。120人余りが参加。主催は、患者らでつくる「全国患者・家族集会」実行委員会です。

 伊藤たてお実行委員長が、難病法制定などの“成果”を共有し、制度の後退をさせないよう患者・家族で連帯しようと呼びかけました。

 希少難病の患者会など10団体が発言しました。全国がん患者団体連合会の代表は、命をつなぐための1人当たりの年間医療費上限が決められていて高額な薬は使えないイギリスの実態と公的保険がない米国の実態を紹介。「日本の皆保険制度はすばらしい。守っていこう」と強調しました。

 全国腎臓病協議会の代表は、透析患者は自業自得で、自費で治療できないなら「殺せ」などと書かれたブログにふれ、「透析患者だけでなく障害者や他の患者など社会的弱者が攻撃されるのは大きな問題だ」と述べました。

 日光過敏症の一つで皮膚と神経に重篤な症状がでる色素性乾皮症の患者会代表は、患者の社会活動に欠かせない紫外線防護服が障害福祉サービスから出るかどうか自治体間格差があり負担が大きいと訴えました。

 各党国会議員があいさつ。日本共産党からは堀内照文衆院議員と武田良介参院議員が参加し、堀内議員があいさつしました。


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