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2016年11月21日(月)

洋上での投票可能に

衆院可決 水産高校生徒ら

塩川氏質問

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(写真)質問する塩川鉄也議員=15日、衆院倫選特委

 衆院は17日の本会議で、水産高校などの学生・生徒らが洋上投票を利用できるようにする公職選挙法改正案を全会一致で可決しました。

 15日の衆院倫理選挙特別委員会で、日本共産党の塩川鉄也議員は、実習中の水産高校の生徒が今年の参院選で洋上投票を利用できなかったことを指摘し、事前に想定できなかったのかとただました。提案者の牧義夫氏(民進)は「考えが及ばなかった。今回、立法府にある者としての反省を踏まえ、手当てする」と答弁。塩川氏は、この問題に光が当たったのは「18歳選挙権の実現によって社会の意識が権利行使のために何とかしようと思ったことの表れであり、民主主義の発展ととらえられる」と述べました。

 また塩川氏は、住民票を異動せずに遠方に進学した学生が投票できなかった問題を取り上げ、「住民票異動が基本だということはわかるが、同一の選挙において選管の対応によって投票できるか違うことが公平な選挙といえるのか問われる」と指摘。投票する意思があってもできなかった新有権者がいることを受け止め、この事態を解消していくため真剣に知恵を出し合う必要があると述べました。


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