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2016年10月23日(日)

高江 抗議テント撤去3カ月

住民の運動 政府追い込む

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のべ1万人超 座り込み/全国で署名も

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(写真)「団結頑張ろう」と唱和する座り込み参加者=22日、沖縄県東村高江のN1ゲート前

 「弾圧は抵抗を呼ぶ 抵抗は友を呼ぶ」。故・瀬長亀次郎さん(元日本共産党副委員長・衆院議員)の言葉そのままに、沖縄県東村高江でのオスプレイパッド建設反対のたたかいは、22日も意気高く行われました。N1ゲート前の抗議活動の拠点となっていたテントが機動隊によって撤去されて3カ月。この間、のべ1万人を超す人々が座り込み、抗議の声を上げ続けています。

 「着工すれば2カ月で終わる」と米軍に説明していた防衛局ですが、当初描いたようには進まず、「年内どころか、来年2月も厳しい」という声すら漏れていました。その現場に“ムチ”を入れたのが菅義偉官房長官の視察です。さらに、安倍晋三首相が所信表明演説で、年内完成に言及しました。

 沖縄防衛局は、これまで、環境への負荷を考慮し1地区ずつ進めるとしていましたが、「H地区」「G地区」も同時並行で進め、当初、1日10台程度だったダンプの砂利搬入が、最近は60台にもなっています。

 工事の加速化に対する市民の結集は一段と強まり、水曜・土曜の集中行動日では、250人前後が参加。現地に駆け付けるだけでなく、工事中止を求めるスタンディングも県内各地に広がり、全国では署名活動が取り組まれています。


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