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2016年10月2日(日)

辺野古土砂搬出阻もう

新基地反対 沖縄と連帯 全国連絡協議会が総会

熊本

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(写真)辺野古新基地建設ノーのたたかいの現状などについて北上田さんの講演を聞く参加者=1日、熊本県天草市

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て土砂の搬出が狙われている熊本県天草市で1日、全国の土砂搬出元の連携で新基地建設を止めようと、沖縄に連帯する取り組みを進めている「辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会」の第3回総会と記念講演会が開かれました。

 記念講演には、全国各地から会場いっぱいの160人が参加。元土木技術者で情報開示制度を使って新基地建設の設計の問題点の分析をしている北上田毅さんと、辺野古・大浦湾に隣接する二見以北地域在住の浦島悦子さんが沖縄から招かれ現状を報告。北上田さんは、政府が工事を進める上で避けて通れない設計概要の変更申請を拒否できるなど翁長雄志県知事の有する権限を一つひとつ紹介しながら、「知事が新基地ノーの毅然(きぜん)とした態度を貫き、県民がそれを支える限り、工事を止める絶大な力がある」と強調しました。

 浦島さんは「土砂搬出で自然破壊にさらされているみなさんと、私たちのように社会のしわ寄せを押しつけられ、弱い立場にある者同士がつながることが一番大事なこと。沖縄県民は、全国でこうして多くの人が声を上げていることに、とても勇気づけられている」と訴えました。

 政府・沖縄防衛局は、沖縄県内外の全国9地区から調達する大型トラック350万台分の膨大な埋め立て土砂のうち、天草・御所浦島の採石場から約300万立方メートルを搬出しようと計画しています。


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