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2016年9月15日(木)

着陸帯工事 強く抗議

参院委 伊波氏が初質問

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(写真)初質問する伊波洋一議員=14日、参院外防委

 7月の参院選で野党統一候補で当選した伊波洋一議員(沖縄選挙区)が14日、参院外交防衛委員会で初質問に立ち、安倍政権による自衛隊ヘリまで投入した同県米軍北部訓練場(東村、国頭村)での米軍ヘリパッド=オスプレイパッド(着陸帯)建設強行に強く抗議し、建設工事の即時中止を求めました。

 伊波氏は、工事強行への抗議行動が全県民的に広がっていることをあげ、「民意を一切受け付けようとしない政府の姿勢に、県民の怒りは限界に達しつつある。政府の強硬策は決して成功することはない」と批判しました。

 防衛省の調査では、政府が建設工事を強行しようとしている地域で、絶滅危惧種のノグチゲラの巣穴の存在が確認されています。

 伊波氏は、米軍基地内の環境保全対策として日米が合意している「日本環境管理基準」には、米軍は絶滅危惧種保護のために日本政府と調整し自然資源管理計画を作成すると記されていることを指摘。「北部訓練場でノグチゲラの生息を確認している場所について、日本政府として絶滅危惧種に関する計画を米側に求めて、協議をしたことがあるのか」と迫り、日米間の調整の有無や調整の具体的内容をただしました。

 これに対し稲田朋美防衛相は「計画が作成された当時に適切に調整されたものと考えている」などと答えるだけでした。


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