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2016年9月14日(水)

「着陸帯工事中止」を堅持

沖縄・伊江村議会 島袋村長が答弁

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 沖縄県伊江村の島袋秀幸村長は13日、9月定例村議会で、米軍が伊江島補助飛行場で進めている強襲揚陸艦の甲板を模した着陸帯「LHDデッキ」の強化・拡張工事について、「工事概要の説明はなく、工事の中止を求める立場に変わりはない」と答弁しました。日本共産党の名嘉實議員の質問に答えました。

 LHD拡張工事は、山口県の米海兵隊岩国基地に2017年に配備されるF35Bステルス戦闘機や、19年以降に米空軍横田基地に配備されるCV22オスプレイの沖縄周辺での訓練を受け入れるために行われるもので、8月22日に工事が始まりました。

 名嘉議員は「工事は進められているが、現時点でも中止を求める考えに変わりはないか」と質問。島袋村長は「中止を求める立場は今も同じ」と答えました。

 名嘉議員は、F35Bの中継基地とされる嘉手納基地(沖縄県北谷町、嘉手納町、沖縄市)は、格納庫も設けられ訓練の拠点にされると考えられていると指摘。「F35Bおよびオスプレイの着艦訓練場の強化・拡張工事を中止させるため、配備先の岩国市、中継基地とされる嘉手納基地関係市町とも連携をしていくべきではないか」と問いました。

 島袋村長は「オスプレイ、F35Bが沖縄で訓練するときは、(北谷町、嘉手納町、沖縄市でつくる)三連協と伊江村がその辺を担う感じになろうかと思っている。三連協とF35Bの配備に伴う沖縄での訓練あるいは格納庫について意見交換をしてみたい。その中で岩国との連携も相談したい」と答えました。


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