「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2016年9月8日(木)

きょうの潮流

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 「被爆者とともに核兵器のない世界の扉を開こう」を合言葉に開かれた原水爆禁止世界大会から1カ月。この9月から国連総会にむけた活動が活発です。核兵器禁止条約を求める「ヒバクシャ国際署名」の運動です▼国連総会は10月に、核兵器禁止条約をつくる交渉を来年開始するよう求めた勧告を大きな議題にします。国際署名は「核兵器のない世界」をめざす100以上の諸国の政府を後押しする、市民社会の良心の叫びです▼目標は世界で数億規模。とくに、禁止条約に背を向け世界の流れに孤立する核保有大国の米ロ英仏中5カ国と、安倍政権のような「核の傘」に依存する国を包囲する、壮大な国際的な運動です▼呼びかけた被爆者の一人・谷口稜曄(すみてる)さんは、「ストックホルムアピール署名のような世界規模の大きな運動に広げよう。世界の人々が力をあわせ、廃絶の条約をつくらせよう」と訴えました。「原子兵器の絶対禁止」を要求するストックホルムアピール署名(1950年)は世界で5億、日本で645万に達しました▼「微力ではあるが無力ではない」の合言葉にコツコツと地道に行動するのが大切です。20年以上6・9行動を続ける川崎市高津原水協。6日も「核兵器の禁止を あなたの署名を国連に」と書かれたのぼりを立てて街頭宣伝▼メンバーの永野直子さんは、「平均年齢80歳をこえた被爆者が命がけで呼びかける署名です。力が入ります」。26日は国連核兵器廃絶デーです。さらなる行動のうねりで平和な未来を。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって