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2016年9月6日(火)

県道封鎖し搬入強行

沖縄・高江 機動隊が市民囲み

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写真

(写真)抗議する市民を路肩に囲い込んでダンプカーを通行させる機動隊=5日、沖縄県東村高江

 米軍ヘリパッド=オスプレイパッド(着陸帯)の建設工事が強行されている沖縄県東村高江で5日、機動隊が付近の県道を封鎖する中、ダンプカー20台分の砂利の搬入が強行されました。

 国頭(くにがみ)村内の砕石場を出たダンプ10台は、午前10時すぎに米軍北部訓練場のN1地区ゲート内に入り、同訓練場のメインゲート内に設置した仮置き場からも同じ10台で砂利を運び込みました。その間の少なくとも2時間以上、機動隊が付近の県道70号線を封鎖し、抗議する市民を路肩に囲い込んでダンプを往来させました。歩行者を含めて通行が妨げられ、引き返す車両もありました。

 ヘリパッドいらない住民の会の田丸正幸さん(47)は「住民の通行を規制してまで砂利を搬入させることは異常としか言いようがない。作業員とみられる人物を警察車両で搬送する姿も目撃され、国家権力が総がかりで工事に加担している印象だ」と批判しました。

 同日、工事の本格化が狙われるH地区とG地区につながるゲートへの資材の搬入はありませんでした。


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