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2016年8月24日(水)

チケットの高額転売

アーティストら「反対」 音楽業界の4団体主導

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(写真)チケットの高額転売に反対し、23日付の各紙に掲載された意見広告

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 音楽業界4団体は23日、チケット高額転売取引問題の防止を求める共同声明を発表しました。主導したのは日本音楽制作者連盟、日本音楽事業者協会、コンサートプロモーターズ協会、コンピュータ・チケッティング協議会の4団体。116組のアーティスト、24の国内音楽イベントが賛同しています。

 賛同アーティストは、嵐、きゃりーぱみゅぱみゅ、GLAY、サザンオールスターズ、さだまさし、ポルノグラフィティなど。賛同イベントは、「FUJI ROCK FESTIVAL」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」など。

 声明では、チケットの買い占めにより不当に価格を釣り上げて転売する個人や業者が横行している現状に危機感を表明し、「チケットが本当に欲しい数多くのファンの手に入らないことに強い憤りを感じている」と批判。同時に偽造チケットなど犯罪の温床になっていることや、高額なチケットを買ったために「何回もコンサートを楽しめたり、グッズを購入できたであろう機会を奪われている」とも指摘。「すべての弊害が音楽を愛するファンに及んでいる状況を放置しておくべきではない」と訴えています。


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