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2016年8月6日(土)

市民と野党の共闘に確信

参院選候補者らが懇談会

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(写真)選挙戦を振り返り、これからの決意を交流した参院選候補者懇談会=5日、党本部

 日本共産党は党本部で5日、参院選で野党共闘の成功と、日本共産党躍進にむけて奮闘した候補者を迎えた懇談会を開きました。困難を乗り越えながらも市民と野党の共同を実現したことへの確信が語られ、「歴史的な選挙をたたかったことを誇りに思う」などの発言が相次ぎました。

 冒頭、あいさつした志位和夫委員長は、1961年に綱領路線を確定して以来、統一戦線の力で政治を変える方針のもとで活動してきたが、全国的な選挙協力は党の歴史でも初めてのことだったと振り返りました。

 その上で志位氏は参院選を通じて、大きな財産を築くことができたと指摘。「他党や異なる政治潮流と交渉・議論し、最後は協力する能力です。中央の私たちもいろんな交渉をやったけれども、みなさんも各県で厳しい交渉を行って統一をまとめ上げてきました」と強調しました。

 さらに志位氏は「他の政党や市民団体との関係でも新しい信頼と連帯の絆がたくさん生まれました。みなさんの奮闘がそれをつくりました。みんなの力で勝ち取った前進です。みなさんの活動に敬意を申し上げます。一緒にがんばりましょう」と呼びかけました。

 比例で4期目の当選を果たした市田忠義副委員長は「全国のみなさんの努力と奮闘のすべてが集積された重い6議席です。当選できなかったみなさんの思いを胸に刻んで頑張りたい」と表明しました。

 福島選挙区から比例にまわった熊谷智さんは、福島出身の岩渕友さんが比例で当選を果たしたことの喜びを語るとともに、「(野党統一候補の)民進党の増子輝彦さんの勝利のために全力をあげました。首相官邸の猛攻をはねのけて当選した瞬間、涙がでました」と振り返りました。

 比例の真栄里保さんは、沖縄の選挙区では衆参両院で自民党議員がいなくなり、参院比例票が過去最高となったと紹介しました。

 全国で唯一、共産党公認の野党統一候補となった香川の田辺健一さんは、選挙事務所に共産党県委員会と民進党県連の確認書を手に民進党支持者らがかけつけたことを紹介。「これを力に共産党をまるごと語るつどいをやっていきたい」と話しました。

 市民と野党の共同が大きく広がった愛知選挙区の須山初美さんは、「自分と共産党に託してくれた票を無駄にしないために公約実現チームをつくって、いろいろな要求を吸い上げて愛知の声を必ず国会にとどけていく」と語りました。

 懇談会には小池晃書記局長、市田忠義、浜野忠夫、広井暢子、山下芳生、田村智子の各副委員長、中井作太郎書記局次長、水谷定男選対局長が出席しました。


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