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2016年7月26日(火)

沖縄弾圧 許せない

高江 着陸帯建設に抗議続く

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(写真)ゲート前をデモ行進する人たち=25日、沖縄県東村高江の米軍北部訓練場N1地区

 沖縄県東村高江と国頭(くにがみ)村にまたがる米海兵隊北部訓練場のヘリパッド(着陸帯)建設工事は許さないと、建設現場のN1地区では25日も、県道沿いのゲート前に県内外から約90人が駆け付け、抗議行動を行いました。

 この日は、午前6時台から大量の砂利を積み込んだダンプ13台が県道を北上。N1ゲートには午前8時すぎから20〜30分おきに1台ずつ出入りし、搬入した砂利で赤土の道を覆い、大型車両がゲートと工事現場との間を通行しやすいよう重機による舗装作業が繰り返されました。

 東京や大阪から投入されている機動隊の約200人が警備するものものしい態勢の中、抗議に集まった人たちは「後世に誇れるたたかいを」と奮い立ち、力強くシュプレヒコールを上げました。

 隣村から「大宜味(おおぎみ)村憲法九条を守る会」(平良啓子会長)のメンバーが駆け付け、島袋義久前村長も参加。島袋前村長は「豊かな自然を壊してまで、いくさの準備をし、国の権力でわれわれ生活者を押しつぶそうとすることを許してはいけない。将来の子どもたちのためにも今たたかわなければ、いつたたかうのか」と訴えました。東京都から初めて高江を訪れ、工事再開の22日に機動隊による暴力的な抗議の排除を目撃した男性(30)は「政治的にどこにも属さない立場でいましたが、沖縄で違法がまかり通っていることを知らなかった。多くの人に知ってほしい」と語りました。


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