2016年7月4日(月)
改憲にレッドカード
下町・笠井・大畠・吉川氏ら
鹿児島
参院鹿児島選挙区(改選数1)の下町かずみ野党統一候補(無所属)の必勝をめざし、市民と3野党の合同街頭演説が3日、鹿児島市の繁華街で開かれました。日本共産党の笠井亮・政策副委員長、民進党の大畠章宏・副代表、社民党の吉川元・政審会長が訴え、駆けつけた市民とともに「勝つぞ」のコールを響かせました。
笠井氏は「安保法制を強行した安倍政権に、野党と市民がスクラムを組んで対決できるのは野合ではなく大きな希望」とのべ、「日本共産党も一緒に頑張ります」と力を込めました。
大畠氏は安保法制の強行を批判し、「安倍総理を退陣に追い込もう。こんどの選挙は日本国の未来をかけた選挙」と訴えました。
吉川氏は「安倍総理は『野党候補には共産党がついてくる』といったが、われわれ社民党も、市民のみなさんもついてくる。一方、自民党の候補についてくるのは憲法『改正』」と批判しました。
下町候補は「安倍改憲にレッドカードを。農林水産業など地方振興で鹿児島を元気にしよう。政治と暮らしを主権者の手にとり戻そう」と訴えました。
市民団体「ALLかごしま」の樋之口里花さんは政党と市民が手を結んだのは「安倍政治があまりにひどいから」とのべ、「このまま安倍政権に憲法を変えさせていいのですか」と訴えました。
2歳と0歳の子どもと参加した女性は「黙って見ていられないという気持ちで参加しました。安保法制を止められるのは野党と下町さんしかいません」と語りました。