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2016年6月29日(水)

きょうの潮流

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 高校卒業記念のヨット旅行に出かけ漂流した青年2人。1年後に帰ってくると、日本は戦争のさなかに。驚いた息子たちは母親に説明を求めます▼国会審議や3分の2以上の賛成、国民投票。改憲に必要な手続きが次々と承認されたことを知る息子。なぜ世界一の平和憲法を変えてしまったのか。そう迫られた母は、憲法が変わっても生活は変わらない、憲法改正の意味もわからないまま投票してしまったと謝ります▼28年前、創価学会婦人平和委員会の手によって発刊された『まんが・わたしたちの平和憲法』。国民が改憲に同意してしまったことで招く悲劇を描いています。いまそれがネットなどで話題に▼たとえ、防衛費がGNP1%枠を突破しても、首相が靖国に参拝しても、秘密法や有事立法が国会を通っても、自分たちの生活には関係がないと思っていたのに、まさか…。戦争になってから悔やんでも遅いという警告が現実につながると▼創価学会を母体とする公明党はいま、安倍自民党と一体となって戦争する国づくりに突き進んでいます。「平和の党」の看板はとっくに色あせ、「福祉の党」も消費税の導入から増税まで一貫して協力してきた実態をみれば明らかです▼戦争法を廃止するために市民とともに手を携えた野党共闘を、口を極めて非難する公明党。その姿は学会員からも「おかしい」「おごっている」と批判されています。平和や福祉向上を求める国民の切なる声を、こんな偽りの政党に妨げられるわけにはいきません。


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