2016年6月23日(木)
視覚障害者が調査
東京 新宿の巨大バスターミナル
宮本徹議員同行
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「手をつなごう全ての視覚障害者全国集会」のメンバーは20日、4月に東京・新宿駅南口に開業した巨大高速バスターミナル「バスタ新宿」を調査しました。日本共産党の宮本徹衆院議員、吉良よし子参院議員秘書、小竹ひろ子都議が同行、国土交通省の担当者が案内しました。
宮本氏は「視覚障害者にとって本当に使い良いものになっているか、点検してほしい」と語り、参加者に付き添って聞き取りを行いました。
つえをついたり、盲導犬を連れたりした参加者は、点字ブロックを頼りに、同駅新南改札(2階)からエレベーターを利用して、タクシー乗り場(3階)、バス乗り場(4階)へと移動し、国交省の担当者から説明を聞きました。
3階のエレベーターを出てから、場内を半周してタクシー乗り場にたどりついた参加者は「曲がりくねった点字ブロックを案内もなしに、これだけ歩くのは大変」とため息。「エレベーターの音声が小さく、どの階に着いたかわかりづらい」「障害者用トイレのボタンには点字がついているけど、ボタン自体の場所がわからない」などの声も上がりました。
同会では、今回の調査をもとに要望書をまとめて、国に提出する予定です。