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2016年4月26日(火)

きょうの潮流

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 「25年の議員人生で初めて共産党の議員と一緒に街頭演説をしました」。北海道5区補選の最終盤。野党議員であふれんばかりの宣伝カーで民進党の前原誠司さんが口にしました▼肩を並べた共産党の小池晃さんは「この光景そのものが新しい日本の政治を示している。ここに希望があります」。圧倒的に有利とされてきた相手を、あと一歩まで。共闘で票が逃げるどころか、無党派層の7割が統一候補の池田真紀さんに投票しました▼「野合」批判をくり返してきた安倍政権に突きつけた市民の回答。薄氷の勝利をあげた自公も、離れていく無党派層に危機感を募らせています。いくら引き締めや反共攻撃をはかっても、みずからの失政がこうした事態を招いているのですから▼選挙期間中、池田さんの街頭演説に立ち会いました。ばらばらと集まってくる老若男女の手には「政治を変える 市民が変える」のプラカード。笑顔で池田さんを囲んで「私たちと一緒にがんばろう」と▼候補者や野党議員をはじめ、戦争法に反対する学生団体やママの会の代表、学者や識者の訴えに共感する市民。そこには憲法や民主主義を壊しながら暴走する政権を倒したい、自分たちの力で政治を変えたいという願いが満ちていました▼「あと一人、もう一票から変わる社会。私たちの歩みは止まらない。ずっと平和を、もっと安心を求めて」。野党と市民の共同を背に力を尽くした池田さんの思い。始まった希望の輪は、いま波紋のように全国に広がっています。


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